EPLAN Smart Mounting: Production Managers have an overview of all orders

EPLAN Smart Mounting – 新バージョン 2024

新しいダッシュボードにより、管理者はすべての作業進捗状況を把握することができます。

2022年にリリースされたEPLAN Smart Mountingは、現在、新しいバージョン2024が利用可能です。新しいダッシュボードにより、管理者はすべての作業進捗状況を把握することができます。これにより、すべてのオーダーが一目でわかり、リソースが最適に活用されているかを確認できます。作業者向けの新たな機能もあります。部品をスキャンすることで、その部品を設置位置をソフトウェアが指示してくれます。
 

2023年9月7日、ドイツ、モンハイム: EPLAN Smart Mountingは、制御盤製造の工程をさらに簡単にできるようサポートします。このソフトウェアは、レール、ケーブルダクト、部品の組み立て手順を説明し、各部品の取り付け位置を表示します。作業者のみならず、管理者にもEPLAN Smart Mountingを使用するメリットがあります。これまでには1つの注文に限られていましたが、新しいバージョン2024では、製造における注文の流れ全体が表示されます。さまざまなダッシュボードには、現在進行中のすべてのオーダーが表示され、それぞれのオーダーが生産プロセスのどの段階まで進んでいるかも表示されます。管理者は、作業者からのコメントを含む、すべての関連情報を確認できます。必要であれば、管理者は進行中のオーダーを選択し、それぞれのオーダーの進行状況に関するすべての情報を受け取ることができます。この機能により、リソースプランニングのサポートが提供され、チーム間のコミュニケーションが改善され、現場での時間のかかる見回りの手間が省けます。


生産プロセスを最適化

EPLAN Smart MountingとEPLAN Smart Wiringの両方が、同時に過去の注文を評価するようになりました。ソフトウェアは、特定の期間に処理されたオーダー数を表示し、部品や接続ごとの平均所要時間などのKPIを決定します。これらの値は、理想的には、新規注文の時間コストを計算するために使用され、生産プロセスを最適化するための新しいワークフローをテストすることができます。例えば、部品のラベリング工程を変更した場合、数回の作業後にアイテムごとの所要時間をチェックすることができます。作業レベルでの詳細なトラッキングは、ここで最適な概要を提供します。

コンポーネントを割り当てる?スキャンするだけです!

シンプルなシステムであるため、熟練技術者の不足にも対応できます。経験の浅い作業者でも、部品の組付けと、EPLAN Smart Wiringとの組み合わせで制御盤の配線作業の両方を担当することができます。さらに簡単な仕組みにするため、EPLANは新しいバージョン2024で新機能を追加しました。部品のスキャンが可能になり、認識が向上しました。EPLANのビジネスオーナーであるTobias Kratz氏は次のように説明します。

「新しく統合されたスキャン機能により、すべての部品が明確に識別され、制御盤に正しく配置されます。似たような部品が間違いなく配置でき、作業もスムーズになります。各部品をどこに設置しなければならないか明確になります。」

※日本ではまだ未対応
 

ケーブル配線までの一貫性

以前は、部品番号や3Dマクロを使って部品を特定しなければなりませんでした。

「現在では、部品とスキャナを手に取り、コードをスキャンするだけです。EPLAN Smart Wiringと組み合わせることで、ケーブル配線プロセスも統一されたシステム全体の基盤を使ってサポートされます。さらに、リタールワイヤーターミナルWT Cとのインターフェースにより、結束用の情報がケーブル配線リストと同期され、ケーブルは全自動電線加工機の出力シーケンスに正確に表示されます。必要なすべてのデータは、EPLAN Pro Panel のデジタルツインに基づいています。」


カスタマイズ可能なユーザーインターフェース

通常、誰もが使い慣れたインターフェースで作業したり、慣れ親しんだワークフローに従うことを好みます。EPLANのソリューションは、ERP番号を表示したり、検索条件やフィルタリング条件を個別にカスタマイズしたり、3Dモデルを表示したり、作業しやすい環境をカスタマイズすることができます。管理者または作業者が、最適なものを使うことができます。つまり、アプリケーションを社内プロセスに合わせて理想的にカスタマイズすることも、個人の好みも考慮することもできます。すべての人が、その会社の生産状況に適応した、最適なユーザーインターフェースで、非常に効率的に作業できるのです。